パソコンやスマホなどと一日中にらめっこしていると、だんだんと表情筋が衰えて疲れた顔になってきてしまいます。筋肉が減ってくると目元や頬、口角がたれ下がり年齢よりも老け顔に見えることも。同じ姿勢で同じ画面をじっと見ているその最中、目や頬、口はあまり動かしていないですよね。それが長い時間硬直しっぱなしだと、筋肉は衰えるばかりです。仕事だからしょうがない! という場合でも、表情筋のストレッチを取り入れて、老け顔にならないよう対策を取りましょう。
ほうれい線が気になる
仕事でパソコンばかり見ている、家にずっといて人としゃべらない、そんな場合、頬の筋肉が弱まってほうれい線が気になってきます。ほうれい線はどうしても化粧などでは隠すことができないシワなので、しっかりと表情筋を鍛えて頬を持ち上げてあげましょう。
顔の筋肉は普通の人でも一日の内で、3割ほどしか動かしていないと言われています。それ以上に動かすことが少ない場合、頬の筋肉が緊張しっぱなしに。まずは頬の筋肉を緩めるようにマッサージをしてあげましょう。
また、頬だけでなく、その筋肉をつなげている耳の周りも一緒にマッサージしてあげるとより効果的です。血流もよくなり、頬も明るさを取り戻します。
まぶたが下がってくる
一点を見つめていると瞬きの回数が減り、まぶたの筋肉が衰えがちになります。動かす時間が少ないとまぶたが下がってきて、目の大きさにも影響してきますよね。
目を動かすことでまぶたの筋肉は強化されていきます。また、視界もはっきりとしてくるので、かすみがちな目にも目を動かすことが良い効果をもたらします。目を閉じたり開いたり、そして左右に動かしたり上下に動かすことで、目の運動になりますが、それだけでなく眉も動かすことで表情が豊かになります。目を動かすのと同時に眉を上にあげたり緩めたりを繰り返すことで、目の周り全体の筋肉をほぐし、血行を良くしていくことができます。
目の周りをマッサージするのも効果的ですが、あまり強くやってしまうのはよくありません。指で滑らすだけでリンパの流れをよくしてくれるので、目の周りのマッサージはそっとなでるように行いましょう。
口角はあげたい!
顔の印象をガラッと変えるのは口元。マスクをしていれば分からない口元ですが、マスクを外した瞬間にその人の人柄までもが見えてしまいます。口角が下がっていると、意地悪な印象を与えかねないので、口角は上げておきたいですよね。
仕事に熱中していると、口元は硬く閉ざされがちです。あまりしゃべる機会のない仕事をしている場合は、トイレなどで「あ・い・う・え・お」と大きく口を開けて動かしてあげましょう。
また、笑顔を作ることも、顔全体の筋肉を活性化させてくれるので効果的です。メイクではごまかせない顔の筋肉は、日頃の癖でどんどん疲れやすい顔になってきます。
表情筋を常に鍛えるように心がけて置かないと、顔がどんどん老け顔になっていってしまいますよ!