「LINE」に既読機能がなきゃいいのに……そんな愚痴をよく耳にしますけれど、あるんだから仕方ないじゃないですか。身も蓋もないことを言いますが、機能がある以上それとうまく付き合っていくしかないのです。彼のいびきと同じようにね!
さて、今回はLINEの「既読スルー」を気にしすぎるあなたに捧げます。
筆者も一度、LINEに関しては修羅場を経験したことがありまして。あの、独特なヤキモキする感情はよく分かります。お恥ずかしい話ですが、LINEを返しただの、既読スルーがなんだので大ゲンカをしたことがあるのです。その後、大ゲンカした相手と今日ご紹介する方法を実践し、なんとか崩壊しかけた関係を修復することができました。
その時の経験をふまえて、今回はお話しましょう。LINEでモメた時の処方箋、いってみましょう~。
1.お互いにとって、LINEってどんなものなのかをシェアする
こちらにとってはかけがえのない連絡手段であっても、相手にとって連絡事項を知るだけのツールならすれ違って当然です。通知をオフにしてたり、1日1回しかLINEのチェックをしないという人もいます。自分にとっての認識が、イコール相手の認識ではないのです。相手にとっての認識がどうなのか? まず、相手の考えに耳を傾けましょう。
人の行動には、必ず理由があるのです。つまり、既読スルーには必ず理由があるのです。
既読スルーが怖いなら、そもそもLINEなんてするべきじゃないです。加えて、厳しいことを言うならば、既読スルーについて「なんで、返事なかったんだろう?」って聞けない程度の関係性なら、その人とはそれ以上深い関係にはなれませんよ。
見えないところで疑うより、お互いの膝を突き合わすことです。逃げてもなにも始まりませんよ。あなたならよく分かってるはずです。
2.ふたりのルールを決めてみる
筆者の場合ですが、相手と話し合ってまず、二人の間でLINEを使うのをやめました。
連絡はメールにして、LINEは反応が遅くても気にしないこと。そして急ぎの時は電話をしよう、と決めたんです。既読がストレスならそれをなくせばいいだけのことなのです。筆者もその時初めて、そもそも「既読スルーやめてほしい」とか言うこと自体、ただの自分のわがままだということに気づいたんです。……相手の逆鱗に触れて、初めてわかったんですけどね。
2のふたりのルールに関しては、当人同士でいろいろなルールを決めて頂ければいいかなと思いますが、コツとしては「LINEをお休みする」というのを外さないでください。
「LINEをやめたら、関係が薄くなるかも?」なんていう心配はご無用。なんてったって、「LINEでわかるのは、彼のたった7%」。このお話は以前コラムでしましたよね。まったく問題ございません。
後編に続きますよ。