「彼氏がいなくても、女友だちとつるんでいれば十分楽しいから」……なんて思っていませんか？ たしかに気心の知れた女友だちとの付き合いは居心地がいいし、楽ですが、じつはそんな友だち関係こそが、“彼氏いない歴更新中”の原因なのかもしれません。
恋にぶつかったときほど自分での判断できない……だから女友だちにアドバイスを求めてしまう
好きな人ができて、恋の進展に一喜一憂し、自分でもどうしようもないと思ってしまうとき、私たちはつい女友だちにアドバイスを求めてしまいます。それは、彼女たちは自分のことをよく分かっていてくれると思うから。自分のことをよく知っているからこそ、曇りのない目で判断してくれると考えがちです。
“友だちなら恋を応援してくれる”というのはそもそも幻想??
しかし、そもそも友だちたちはあなたの恋をほんとうに応援し、何としても成就させたいと思っていてくれるのでしょうか？ じつはそうとも限りません。女子ならではのキビシイ目で、男をジャッジし、ちょっとした欠点があれば容赦なくこき下ろす。
そして、キメ文句には、
「○○ちゃんには、もっといい男が似合うよ」
そんなふうに言われてしまっては、あなたにも女子のプライドがあって引けなくなってしまいます。
もっともそんな女友だちの行動もけっして悪意から来ているわけではありません。あなたの過去の恋愛を知り、手痛い失恋を経験したことも知っている仲であればこそ、「なんとしても次は幸せになってほしい」という強い気持ちが生まれます。誰も大切な親友が傷つくのをみたいとは思いません、友だちとして悲しい思いや失恋からあなたを“守りたい”という気持ちが働けば働くほど、新しい彼氏候補に対してのハードルも上がっていきます。ですから、本来試してみる価値はある恋なのに、ダメ出しされてそのまま気持ちがしぼんでしまうケースも少なくありません。
女性ならではの嫉妬心にも気をつけて
なお、女性同士ならではの嫉妬心にも気をつける必要があります。とくに、あなたが彼氏ナシ状態のほうが、「都合がいい」と打算が働く女友だちもいることでしょう。本人も彼氏ナシならなおさらです。好きな時にいつでも会って飲みにいけるし、女同士旅行にだって遠慮なくいける、その方がお互い都合がよくて便利なのは事実。今まで一緒に仲良くつるんでいたのに、急にあなただけ彼氏ができてしまうと、取り残されたような気持ちになってしまうのも無理はありません。また恋愛面だけでなく、あなたに密かに嫉妬していること（仕事、ルックス、家族関係など）があると、あなたの恋の成就をけっして歓迎できないということもあるでしょう。
女同士の友情は確かに大切、でもそれに甘え、自分の恋愛まで全面的に頼ってしまうのはいちがいにいいこととは言えないようです。女子同士ならではの配慮もしながら、恋愛では最終的には自分の判断力を信じることが必要と言えそうです。
