「仕事も家庭も両方手に入れたい」、そうは思っていてもなかなか結婚に至らなかったり、婚活がうまく進まなくて気を揉んでしまう人も多いことでしょう。そんな女性は世界にも数多くいるようです。
野心的なキャリアウーマンたちが多いニューヨークも例外ではありません。心理セラピストのソニア・ローズ先生は、自立心旺盛で確実にキャリアを積み、女性としてもとても魅力的なのに、恋愛運だけは悪いと嘆く女性患者たちが最近とみに増えていると感じているそうです。
彼氏にも自分と同じような素質を求めている
学歴があって仕事も順調にいっている、人生が順風満帆にいっている女性たちは、彼氏にも自分と同じような素質を求めがちです。頑張り屋さんで、勉強でも仕事でも評価されることを望み、上昇志向が強いというのはそれ自体悪いことではないのですが、こうしたタイプの男女がカップルになると衝突することも多い、というのが長年のカウンセリング経験から導き出せると言います。
たしかにどちらもキャリア志向が強く、自分の主張を曲げられないタイプだったら、衝突することが多く離婚にも至りやすいかもしれません。カップル間には常にある種の力関係が働いていますが、男女ともに気が強いタイプだと上手にバランスをとることが難しくなるでしょう。
パートナーと対等に家庭を築いていくには
ソニア・ローズ先生によると、自分がそんなタイプであると自覚している女性は、恋人に求める素質を見直してみる必要があると言います。自分と似たようなタイプ、あるいはそれ以上を求めるのではなく、すこし物足りないと感じるくらいの男性のほうが、あなたの頑張りをサポートし、応援してくれるうってつけの“人生のパートナー”となり得そうです。そうした男性は高収入ではないかもしれませんが、仕事中毒で家庭をまったく顧みないということもありません。パッと見は派手でなくても堅実で、パートナーと対等に家庭を築いていきたいと思っているはずです。
とくに将来的に、子どもができて、仕事と家庭の両立を考えるようになった場合、男性の理解と協力的な姿勢は欠かせません。そんなとき、「子どもを育てるのはやっぱり母親が主体でしょ。僕に仕事をスローダウンしろなんて言わないよね」なんて考える男性では、結局妻に子育ての大変さを丸投げする可能性が高いでしょう。そうなってからでは後悔しても遅いし、育児も仕事も中途半端にしかできない……、とストレスをためてしまいがち。子育ては、夫婦で力を合わせてやっていくべきなのに、女性側だけがこんな不満を抱えていくのはフェアではありません。
夫婦というのは、お互いに足りないものを補い合いながら、助け合っていく関係が理想だと思います。そういう意味では、自分とまったく似たようなタイプより、自分には無いもの、足りないものを持っているような人を選んだほうがより安定的な関係を築きやすいのかもしれません。
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参考記事(海外サイト):Alpha female? There’s a reason you might be single