Quantcast
Channel: 恋愛コラム –女子力アップCafe Googirl
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17388

ローズマリーは若返りのハーブ! その秘密と楽しみ方とは?

$
0
0

こんにちは、インナービューティー研究科・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。お料理にコスメにドライフラワーやポプリに……となにかと活用の幅が広いハーブ。ハーブといっても数えきれないほどの種類が世の中に存在しますが、そんななかでもGoogirl読者の皆さまにおすすめしたいのが「ローズマリー」。ハーブに詳しくないけれどこれはきいたことがある! という人も多いのでは?
今回はそんな身近なハーブ、ローズマリーの秘密にせまります。

料理から香水まで幅広く活用!

地中海沿岸から広まったとされるローズマリーは和名で「マンネンロウ」。シソ科の植物で「若返りのハーブ」と呼ばれるくらい、そのアンチエイジング効果の高さが注目されているハーブです。
ローズマリーは香辛料としてお料理やドリンクに使われるのはもちろん、その力強く持続性のある香りは石けんや香水、ポプリなどにも活用されています。また水蒸気で抽出された精油はアロマ製品としても広く活用されています。

煮込み料理に大活躍!

独特なさわやかな香りは、肉や魚料理のくさみ消しにピッタリ。匂いのきついラム肉料理との相性も抜群です。これから肌寒くなる季節には、ポトフやシチューなどの煮込み料理にフレッシュのローズマリーを1~2本加えるだけでよりおいしくなります。タイムやセージ、ローリエなどほかの種類のハーブとあわせて自家製の「ブーケガルニ」を作って、それを煮込み料理に入れるのもおススメ。ブーケガルニはタコ糸で数種類のハーブを束ねるのが基本ですが、茶袋に詰めこむ方法もあり。こうすればとりわけるさいに肉や魚にハーブの枝葉がつくこともなく、捨てるさいにもとても便利です。
お好みのハーブやスパイスを合わせて手作りしたブーケガルニを使えば、いつもの煮込み料理もよりいっそうおいしく感じること間違いなし! 料理好きな友だちへのミニギフトにもおすすめですよ。

ガーデニングにもオススメ!

常緑樹であるローズマリーは暑さや寒さに強く頑丈なハーブなので、ガーデニング初心者さんにもオススメ! 苗を見つけたら鉢植えで育てるととても重宝します。大きな鉢に植えかえたり地植えにすると数年後にはしっかりとした太い枝木に成長します。
成長してどんどん伸びてきた枝葉を料理だけでは使いきれない……という場合は、15~20cm幅に切ったものを15~20本ほど用意し、ワイヤーやリボンを使ってサークル状に成形すればナチュラルなリースが簡単に作れます。ローズマリーのリースはおしゃれでかわいいだけではなく、さわやかな香りがルームスプレー代わりにもなるので一石二鳥!

「若返りのハーブ」!?

ローズマリーはその抗酸化作用の高さから「若返りのハーブ」と呼ばれています。私たちのカラダにはもともと細胞の老化(酸化)を防ぐ「抗酸化作用」という力が備わっているのですが、加齢や日常のストレス等でその力は減少しがち。若々しく元気な細胞を維持し、美肌や健康なカラダを維持するためには、抗酸化作用の高い食物を摂取する必要があります。ローズマリーには抗酸化作用が高く美肌作りに不可欠なビタミンCをはじめ、疲労回復効果や新陳代謝を促すビタミンB1、B2などが豊富に含まれています。
ビタミンCは水溶性ビタミン(水に溶けやすい)なので、ムダなく摂取したい場合はミネラルウォーターや炭酸水にフレッシュのローズマリーを漬けてハーブドリンクにするといいですよ!

妊産婦さんは控えましょう

ローズマリーには抗酸化作用以外にも消化不良の緩和や殺菌作用など、非常に強い薬効があります。小さな子どもやアレルギー症状が心配な人は大量摂取や塗付は避けましょう。また子宮への刺激も大きいハーブのため、西欧では昔から生理痛の緩和や不妊症対策にも活用されてきました。妊娠中の方や授乳中のママは摂取を控えましょう。

いかがでしたか? 料理にドリンクにリースにと、用途の広いローズマリー。乾燥させた葉をクッキーやパンに練りこんでもおいしいのでおすすめ。花瓶にフレッシュのローズマリーをブーケのようにまとめて飾るだけでもステキです。生き生きとしたグリーンで視覚的に癒されるだけでなく、さわやかな香りでココロも癒されること間違いなし。
毎日の美容と健康、快適な暮らしのために「ローズマリーのある生活」をぜひ楽しんでみてくださいね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 17388

Trending Articles