ストレスの多い生活や食生活の乱れ、過度なダイエットなどが原因で女性ホルモンのバランスが乱れてしまう女性が多いといわれています。生理痛・頭痛・肩こり・不眠・イライラ・肌のシワ・たるみ――など。美容や健康面に悪影響をもたらすこともあるので、気をつけなければいけませんよね。毎日忙しくすごしていても、キレイでいたい！ そんなときには、体内で女性ホルモンと似た働きをする食べものをとると◎。ホルモンの乱れを整えてくれる効果があるといわれています。
さっそく、栄養学にもとづいた女性ホルモンアップに効く食品リストをご紹介します。
女性ホルモンアップ！ 4つの成分＆食材リスト
1． 大豆イソフラボン……豆腐
女性ホルモンと似た働きをする食材といえば、豆腐・豆乳などの大豆製品です。豆乳ならコップ一杯程度で1日に女性がとりたい量をカバーしてくれます。豆腐なら半丁、納豆なら1パック（50g程度）でOKです。体の機能を調整して、エイジングケアに働きかけてくれます。
たとえば、納豆・厚揚げ・豆乳・きな粉・みそ・油揚げ・大豆・黒豆など。
2． 植物性エストロゲン……いちじく
女性ホルモンのエストロゲンは、美肌やダイエットなど女性が美しくいるためにサポートしてくれる体内の成分ですが、なんと植物性のものにもあります！ 食べると女性ホルモンと似た働きをしてくれるので、美肌・美容にも効果的です。
たとえば、いちじく・ざくろ・ナツメヤシ・りんご・インゲン豆など。
3． ビタミンE……モロヘイヤ
通称、若返りビタミンとも呼ばれる「ビタミンE」。体内の酸化（老化現象のモト）を防いで、ホルモン分泌を正常に整える効果もあります。モロヘイヤは加熱を短時間におさえることがポイントです。
たとえば、植物油・バター・生クリーム・アーモンド・ごま・ピーナッツなど。
4． オレイン酸……オリーブオイル
女性ホルモンの原料となる脂質を十分にとることも大切です。とはいえ、脂っこいものを食べればよいというわけではなく、あくまでも良質なオイルにこだわることが大事。オリーブオイルは善玉菌を残して、悪玉コレステロールをやっつける作用が。酸化もしにくいので、アンチエイジングにも役立ちます。
たとえば、菜種油・紅花油・ひまわり油・アーモンドオイルなどの植物油。
まとめ
どれも身近な食材なので、意識しておきたいですよね！ すべての食材を毎日とるのは難しい……それならまずは大豆製品からはじめてみましょう。いつものドリンクを豆乳にかえてみる、お手頃な豆腐や厚揚げを食べる。これなら無理なく続けられそうですよね。