子宮筋腫って聞いたことありますか？ ここ数年では、宇多田ヒカルさんが公表されていた病気です。しかし実際どんな病気かは、知らない人が多いと思います。実は今、20代から30代に子宮筋腫が増加中なんです！ そして筆者（24歳）も子宮筋腫の疑いがあります。今回は、どんな病気でどんな症状が出るのか、妊娠の可能性などについて、筆者の経験談をもとにご説明します。
子宮筋腫ってなに？
子宮の筋肉に発生する腫瘍で良性の腫瘍です。なので、それ自体が生命を脅かすものではありません。成人女性の4人に1人が持っているといわれるほど頻度の高い病気です。女性は「いつか子どもを産みたい」と思っている方が多いと思いますが、この病気になってしまうと妊娠することが難しくなってしまったり、流産する恐れもあるのです。
こんな自覚症状に注意！
□ 経血量が多く、期間が長い
□ 不正出血がある
□ おりものが増える
□ 貧血、めまいがする
□ 生理痛が重い
□ トイレが近い
□ 腹痛、腰痛がある
□ 腹部にしこりがある
筆者は、生理の期間が2週間ほどあり、腹部にしこりがあります。4日間は赤い血が出て、残りは茶色いものがだらだらと続く状態。
また、生理痛と違った激しい腹痛に襲われることもあります。生理痛もひどい方らしく、1度倒れて救急車で運ばれてしまったほど！ 日本人は我慢強いといわれていますが、そのせいもあってかギリギリまで我慢できたりするんですよね……。生理痛の辛さって他の人と比べられることができないので余計に、自分が痛みに弱いだけかもと思ってしまったり。
うすうす「子宮筋腫かもな〜」なんてのん気に思っていたら、占い師ゲッターズ飯田さんの足裏版みたいな足裏マッサージ師の先生に「子宮筋腫の疑いあるね。これだと着床しづらいな。しても流産するわ」と予言されてしまいました。人間面白いもので、「流産するよ」なんて予言されると急にカラダの中が気になって、妊娠願望ないのに「子どもが欲しい」と思うようになるんです。現在筆者は、足裏マッサージを受けて治す方法をとっています。
こんな病気にも注意！
子宮内膜症
症状は子宮筋腫に近いですが、他に生理痛が重い、排便やセックスで痛みを感じる、などがあるそうです。
子宮頸ガン
不正出血がある、セックスのあとに出血がある、おりものに出血があり悪臭を感じる、などが症状としてあらわれるそうです。20代でもなる病気なので、侮れません！ もし自覚症状があったら、一度生活習慣を見直して、ストレスをためない生活を心がけ健康になっていきましょう！
▽ 参照元： 公益社団法人 日本産婦人科学会、Women’s Health、e治験.com、聖マリアンナ医科大学病院
参考文献： 「いますぐはじめる子宮活」奥谷まゆみ・監修／ブルーロータスパブリッシング