「海外に行ったら太る」と耳にしたことはありませんか?私の周りも9割は急激に太ったことを経験していて、もちろん私も例外ではありませんでした。(笑)
今回はアメリカの食生活についてのお話です。
目新しい物はまず試す
アメリカ生活が始まってからというもの、親元を初めて離れて生活しだした開放感から、目新しいことにはとにかく挑戦してみようと思ったんです。小中高とものすごく厳しいカトリックの学校で育った私は、今でこそ、その教育や環境に感謝しているものの、当時はその厳しい規則が嫌で嫌でたまりませんでした。しかし、アメリカの高校生活は日本の学校とは真逆。ほとんど規則はなく、それはそれは自由なこと!要するに全ては自己責任!最初はそれが嬉しくてたまりませんでした。ダメと言われたらやりたくなるのが人間の心境。まずは思いっきり髪を明るい色に染めてみました。その次はピアス、と分かりやすい所から自由な生活を楽しんでいました!(笑)
そんな中、普段だったら食事管理をしてくれていた母がいない生活の中で、私は、好きなものや食べたい物、目新しいものをお腹が幸せになるまで食べるという生活をしていました。
「もったいない」から全部食べる
ご飯を残すとダメ!これは日本の食生活での常識。しかしこれはあくまで日本で出される食事の量の時のお話。これをアメリカの食事でやってしまうと大変なことになるわけです。何を頼んでも日本のメガ盛り級のサイズで出てくるアメリカのお料理は基本的には2人以上でシェアしたり、残りを持ち帰って食べるサイズなのです。始めの頃はそのサイズに圧倒され、もちろん食べきることはできなかったのですが、人間の胃袋とは不思議なものです。始めは絶対に食べきることはできないと思っていたサイズでも、見慣れればぺろっと平らげてしまうのです。しかも、お料理の内容はパスタやピッツァなどの炭水化物で脂っこいものばかり。これを日々体に蓄積し続けていたのです。
お腹がいっぱいと感じた時にはコーラ
パスタやピッツァのように脂っこい食事にコーラは良く合うんです!もうこれ以上無理かな、と思った時にコーラを流し込むと、これまた不思議に更にご飯が進んでしまうんですよね。もう、ここまで聞いたら皆さんも想像できますよね?私の体型がどのようになっていったか。(笑)
昔、映画「ホームアローン」を見た時に、マコーレー・カルキンが映画を見ながら箱入りのアイスをそのまま食べていたシーンが大好きで、いつかアイスクリームの箱食いをしたいと夢見ていた私は、気づけばアイスクリームも箱ごと抱えて食べていましたよ!(笑)
教訓「正しい食生活の大切さ」
留学したのが9月。次に日本に帰国したのが12月。正直自分ではそこまで太ったイメージはなかったんです。アメリカ人に紛れると日本人は凄くスリムでいれるので。しかし、空港に迎えに来てくれた両親が、私の変わり果てた姿に絶句。「なんて自己管理がなっていない!!」とものすごく怒られましたよ!(笑)当たり前ですよね。思えば留学してから最初の3ヶ月は自己管理を全くしなかった生活を送っていたわけです。家に帰って体重計に乗ってみたら、最後に計った時からなんと10キロ増!!!
3ヶ月で10キロ!!元に戻すにはそこから半年以上かかりましたよ!
え?どうやって体重戻したかって?
正しい食生活に戻しただけですよ!!