私の一番好きな映画は『Grease』。1978年に公開された大ヒットハリウッド映画で、ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョン主演のミュージカルムービー。この映画が今思うと全ての始まりでした。今回は私のルーツをお話ししますね。
ませた幼少期
私の記憶の中で、幼少期にスーパーヒーローに憧れたり、少女漫画を読んだり、というものはあまりなく、物心ついた時から海外の映画や音楽に興味がありました。もちろん親の影響です。なので、小学生の頃から、流行のドラマやアニメを見ていた変わりに、学校から帰ると必ずしていた事、それはGreaseを見る事でした。前回は憧れのブルース・スプリングスティーンについてのお話でしたが、時系列で言うと、Greaseの方が先にはまりました。小学生がアメリカの青春映画を毎日見て楽しんでいた訳ですから、今思えば私の小学生時代はかなりませていたと言えますね。
自然と身に付けていた英会話技術
結局その後しばらく、学校から戻るとGreaseをまず見るという生活が続いていた訳ですが、今思えば当時に語学を学ぶ上で最も大切な事を自然と行動に起こしていました。Greaseの好きだった所はミュージカルなので、歌がストーリーの流れに沿って歌われる為、比較的その時の感情を分かりやすく理解できたのです。私は、毎日Greaseの歌を繰り返し歌っていました。もちろんめちゃくちゃに。歌詞カードもまだ小学生だったので読める訳なく、完全耳コピで気づけば全楽曲を歌えるようになっていました。
恥知らずの小学生時代
私の性格上自分が良いと思った物は人に知ってもらいたいと思う部分が幼少期から芽生えていたらしく、Greaseの歌や踊りを行く先々でよく披露していたものです。(笑)友人の両親の前、通っていたバレエ教室の先生の前、そして学校のクラスの前で。今思えば凄い度胸ですよね。そして、自分の好きな物はとにかく周りに共有したいという気持ちが大きすぎて、よくGreaseを友達に見せていました。しかし、当時小学3年生だった私達。友人達が興味あるなし関係なく自分が良いと思った物は周りもきっと気に入ってくれると思い込んでいたので無理矢理見せていたのですが、全く興味を持ってくれなかったのを覚えています。二時間半も興味のない英語の映画を見させられる当時の友達の苦痛と言ったら。(笑)
教訓「耳コピって大切」
語学を学ぶ上で大切な事の一つは耳で聞こえたものをそのまま口に出す事。小学生の私はそんな事も知らずに耳コピした歌を見よう見まねに人前で披露していました。耳で聞こえたように発音もまねる!その甲斐あってか幼少期から英語を身近なものに感じる事が出来、そのままずっと興味を持ち続ける事が出来たのだと思います。発音も褒められます。そして、つい最近ですが、たまたまテレビでGreaseを放送していて見た時に、当時分からなかった英語の内容が一字一句分かっている事に感動しました。