季節の変わり目は肌が揺らぎやすいもの。しかし、十分に潤った肌は、季節の変化、ホルモンバランスの変化などに左右されにくく、トラブルに負けない丈夫な肌である傾向があります。では、十分に潤った肌はどのようにすれば手に入るのでしょうか。今回は、肌の潤いを保つための洗顔方法についてご紹介します。
肌の潤いを保つための洗顔方法
1.用意するもの
・精製水
・コットン
・乳液(できれば合成界面活性剤や合成ポリマーが含まれていないもの)
2.洗い流さない洗顔の方法
1.コットンに精製水をたっぷりと含ませたものを2枚程度用意する
2.乳液を通常使用する量の2~3倍程度手に取り、手のひらを合わせて温めのばす
3.2を顔全体に塗り、指の腹を使って汚れを巻き込む要領でなじませる
4.3の状態の顔全体を軽くティッシュオフする。このとき、顔をティッシュで擦らないこと
5.1のコットンで優しく汚れをふき取っていく
6.コットンに色や汚れが付かなくなったら通常のスキンケアを行う
3.この洗顔法によって得られた効果
・季節の変わり目で揺らぎ気味だった肌の調子がよくなった
・肌のキメが整ってきた
・肌の乾燥が和らいだ
・肌にハリが出た
・肌が滑らかになる
といった嬉しいものばかり! 筆者はこの洗顔法を継続していこうと考えています。
4.洗顔としてだけでなく、クレンジングにも
ちなみに筆者はこの洗顔法を朝行っているのですが、クレンジングとしても行うことができます。ただし、クレンジングとして行う場合には、ウォータープルーフなどの落ちにくいポイントメイクはあらかじめ専用のメイクアップリムーバーなどで落しておく必要があります。また、使用する乳液の量も洗顔の時よりも多めに使用することをおすすめします。
5.水道水を使わないことのメリット
水道水で洗い流さないことのメリットについてご紹介します。
・肌荒れ防止
水道水には、カルキや塩素が含まれており、肌荒れをまねく恐れがあると言われています。そのため、水を使ってすすぐ場合には、精製水やミネラルウォーター、浄水器を使ってカルキや塩素を抜いた水ですすぐことをおすすめします。
・肌に必要な潤いまで奪わない
水道水を使ってすすぐ際に注意しなければならないことのひとつに温度があげられます。熱めのお湯ですすぐと、肌に必要な潤いまで奪う恐れがあるため注意が必要です。すすぐ温度の目安は顔の温度よりも低い温度であること。体温が36度なら熱めでも35度程度にすることをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。洗顔法を見直すだけで肌の調子が良い方向へ変化するなら今すぐ見直すべき! 参考にしていただき、トラブルに負けない、潤って丈夫な肌を手に入れていただければ幸いです。