わたしは中高時代、もうびっくりするほど男に振られまくっていて、振られるから次の男、また振られるから次の男の繰り返し。あっという間にどんどん男の数が増えていきました。このことを、まさに、負のスパイラルと言うのだと思います。当時のわたしを振り返ってみると、男がいけなかったというよりも、わたし自身に問題があったように思います。
1.寂しがり屋すぎ
わたしの場合だと家族でいたときのほうが、東京にきて一人暮らしをはじめたときよりも孤独感にさいなまれていました。さびしいからそれを男で埋めようとし、男に依存し、結局ずっと一緒にいてくれる男はいないから、それを数で埋めようとしていました。ひとりの男とずっと一緒にいようとすると、結果それは男を束縛することになり息がつまると言われ、時間を男の数で埋めようとすると浮気する女はムリだからと言われ、なかなか一人の男に定着することができませんでした。
2.自己否定感が強すぎ
自分に自信が持てず、生きてる意味もわかりませんでした。こんな自分を好きになってくれる人がいるとは思えなかったので、近寄ってくる男がいるとうれしい反面、猜疑心でいっぱいでした。『どうせ私のことなんて嫌いでしょう』と言い続けてたら、結構忍耐強い男まで去って行きました。
3.彼のことが信用できなすぎ
2の自己否定感とリンクするのですが、自分に自信が持てないから彼は、本当は、自分のことなんて好きじゃないんだと思い、ちょっとした悪い情報を仕入れてきたり、彼が仕事で忙しくなったりして会えないと、ほらね、やっぱり!と、負の確信を強めるんです。そして、どうせ振られるなら先に振ってやれ!の心理で傷つけるよりも先に傷つけてしまうのです。
4.ヤリマンの噂がたってしまう
男がコロコロ変わっていると自然とヤリマンの噂がたってきます。男はやっぱり清楚な女性が好きですから、友達とやった女とか、いくら過去は気にしないと言いながらも、やっぱり嫌なものです。わたしの場合は、3Pをして両方の男性に付き合いたいと言っている自分を、妙に客観視してしまって、バカらしいからもうやめようと思うきっかけになりました。とはいえ、恋愛をやめた後も男に捨てられ続けるのに変わりはありませんでした。
5.失恋続きで自暴自棄になる
失恋が続くと自信がなくなってきます。そうすると、どうせダメなんだからもうどうでもいいやと自暴自棄になって、さらに男の数が増えます。
そうなると、ブサイクになり、体型もみだれ、性格も悪くなって、どんどん劣化がすすんでいきました。
自己否定感が強いのはトラウマのせいです。
思春期のトラウマの80パーセントが親とのトラブルです。いい親ばかりではありませんから、そういう場合は、早めの自活をおすすめします。文句を言いながら嫌いな親と一緒にいると共依存の関係になって、自分自身も親も、どっちも苦しむことになります。早めに自活をするには、男の力も必要ですので、自分のことを大切にしてくれる男性をみつけましょう。例えば妊娠した、とか、家出して来た、お金がなくなった、とか、あなたが困った状況になったときに誰かに怒られるからと言った理由で逃げたりせずに、力が有る、無いに限らず解決しようと一緒にがんばってくれる男をみつけましょう。一生懸命生きてれば、必ずそういう人に出会えます。
そういう人に出会ったときは、当たり前ですが、その男に尽くしましょう。必ず幸せになれます。
しかし、4、5までいくと過去のわたしのように負のスパイラルから抜け出せなくなっています。そういうときはキリがいいところまで我慢して環境をかえることをオススメします。わたしの場合は東京に来て、真面目人間と思われる言動をとっていたら、すんなり新しい環境になじむことができました。
要は、自分が変われば周りも変わると言う事です。